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  • 執筆者の写真教育エジソン

2019.1.6カットイメージ・トークセッションのご報告

更新日:2019年9月30日


 2019年1月6日(日)午後、カットイメージ・トークセッションは、午前の体験セミナーに引き続いて5名、午後のみ1名で、6名(満席)で実施しました。

 教材は、江國香織『デューク』でした。

 順にテキストをカットイメージで丁寧に読んでそのイメージ世界を体験していき、その結末には多くの方が「心動かされた」と回答してくださいました。

 お互いに課題を出し合う話し合いでは、「幻か、ファンタジーか」という問題に対して、それぞれの受け取り方の違いが鮮明に出ましたが、それが有意義だったと皆さんに言っていただきました。

 参加された皆様、ほんとうにありがとうございました。

 寄せていただいたご感想を、作品『デューク』についてと、参加したご感想とに分けてご紹介します。

1)江國香織『デューク』について 

   ※小説の内容に触れていますので、この作品を未読の方はご注意ください。

○Nさん(女性)  短い文章でこんなにも心動かされ、考えさせられるとは思ってもみませんでした。とても心に残りました。 ○Sさん(男性)  小説=長い文章みたいな印象が強くありましたが、この小説は短編ながらたくさんの要素、しかけが含まれていて、情報や感情の整理ができるよう仕上げられている創作なのだと思いました。 ○Hさん(女性)  幻なのか、現実なのか、という(私が提起した)疑問に対して、皆さんのお話を伺う中で、自分の中でのとらえ方も変化したり、確認したりすることができました。 ○Mさん(男性)  文体が平易で、短く、題材も身近なので、とても読みやすかった。伏線の張り方もわかりやすいものから探しにくいものまで、バラエティに富んでいた。 ○Yさん(男性)  悲しみの強さが見させた夢!?を、こんなことがあったらいいなと思えるStoryにできている。

2)トークセッションに参加して

○Nさん(女性)  自分だけでは気づかないメンバーの意見を聞いて、とてもおもしろかったです。  読書にこんなにも自分の人生が関係しているとは思いませんでした。  (常連の受講者が言っていた)「記憶に残る」という意味が理解できました。 ○Sさん(男性)  本は1人で読むものと思っていましたが、イメージをひろげることで、ドラマのように皆でシェアすることができることがわかりました。読み手として、また映像作家、編集者、レビューワーの立場で関わっていける楽しみが味わえました。 ○Hさん(女性)  今回は参加者の方々が初めてお会いする方々だったので、とても新鮮で、話し合いの深まり方もいつもとはまったく違い、その結果、自分の読み取り方に変化が出てくることも感じました。 ○Mさん(男性)  前回参加させていただいたときとはまた違った感触を持った。今回は参加した方々の読み取りが深く、独特なものが多かったので、自分の読みだけでは気づけないことも多くあった。教員として教材研究をするときの視点として非常に有用だと思うので、ぜひ実践の中で生かしていきたい。 ○Yさん(男性)  小説を読む楽しさを教えていただきました。作家が小説を書くたいへんさも垣間見ることができた。人と一緒に小説を読み、互いに感想を言い合えることもよいと感じた。

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