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  • 執筆者の写真教育エジソン

13 キャリア教育④ 将来設計を立てる


 1年次「産業社会と人間」の最後の単元では、将来設計を立てる。漠然と持っている夢と価値観(価値の優先順位)を明確化して、どんな人生を送りたいか考える。

 最初は、人生で実現したい夢を、職業に限らず思いつくまま書き出す。それを図に示す家族・学習など6つの人生領域で分類し、各領域で何がしたいか、くわしく書き込む。

 次に、価値観を表す10のキーワード(5つの志向)に優先順位をつけて、人生で何を大事にしたいか明確にする。それは、安定・収入(安定志向)、ゆとり・自由自律(自由志向)、専門性・創造(能力志向)、挑戦・地位(達成志向)、協働・貢献(人間志向)である。

 先ほどの夢をこの優先順位で見直し、どう生きたいか考えていく。こうして、人生で大事にしたい価値を中央に置き、6つの領域へと広がるライフプランが完成する。ここには、自分が送りたい人生の方向性が見える。

 さらに、このライフプランを達成目標として、「目標実現シート」を書けば、将来のために、今何をしたらいいかがはっきりとわかる。この清書完成まで5回の授業を充てるが、各ステップは、自分の夢や価値観を見つけていく、自己発見の楽しい旅路である。

2011年12月5日

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