教育エジソン2011年10月10日2 分6 学習スキル① 四つの学習観独自科目コーピングのもう半分はコーピング・メソッドタイムで、学習スキルを学ぶ。 教師の説明を聴いて理解する。ノートを見やすく書く。漢字や英単語を記憶する。試験に向け準備する…。そうした学習のスキルは、日々の学習経験の中で身につく。その経験自体が乏しかった生徒たちに、学習のス...
教育エジソン2011年10月3日2 分5 人間関係スキル④ 心身の緊張を解く人間関係スキルを学ぶコーピング・リレーションタイム。3本柱の最後は「情動」単元。リラックス法である。 ①呼吸法 呼吸を深くし、心を静める。 ②弛緩法 体の各部に力を入れ、抜くことで心身の緊張を解く。 ③イメージ法 目を閉じて心安らぐ風景を思い浮かべ、体感する。...
教育エジソン2011年9月19日2 分4 人間関係スキル③ 主張し理解しあう人間関係スキルを学ぶコーピング・リレーションタイム。「行動」単元の後半は「アサーション」で、適切な自己主張を意味する。 例えば、今朝買ってきたばかりで楽しみに読んでいた雑誌を、友達から「貸して」と言われた。今読んでいるのだから貸したくない。どうするか。...
教育エジソン2011年9月19日2 分3 人間関係スキル② 会話を楽しむ方法人間関係スキルを学ぶコーピング・リレーションタイム。3本柱の2つ目は「行動」単元で、会話や自己主張などの具体的方法を学ぶ。その際、やり方だけでなく、できるようになるまでの気持ちのステップに重点を置く。 不登校にもいくつかのタイプがあるが、M高校の場合、内向的な生徒の割合が高...
教育エジソン2011年9月11日2 分2 人間関係スキル① 人との出来事を柔軟に考える人間関係スキルを学ぶコーピング・リレーションタイムは、W大学の臨床心理学研究室との共同開発で、認知行動療法の考え方をベースにしている。 しかし、人間関係スキルとは何か。例えば、明るく挨拶する。人の話は素直に聞く。相手の気持ちを考えて話す。――そうした行動のしかたが重要である...
教育エジソン2011年9月4日2 分1 不登校生の思いに応える学校M高校は、チャレンジスクールと呼ばれる三部制の定時制高校である。不登校だった生徒などの高校生活へのチャレンジを支援するため、さまざまな取り組みをしている。 中でもユニークなのは、学校設定科目「コーピング」(1年次必修2単位)である。「対処法」の意味だが、コーピング・メソッド...
教育エジソン2007年10月15日3 分学校設定科目コーピングM高校には、人間関係スキルを学ぶリレーションタイムと、学習スキルを学ぶメソッドタイム、二つのコーピング(対処法)という科目があり、だからこそ、私は、この学校への異動を希望したのである。 コーピング・リレーションタイムは、早大人間科学学術院臨床心理研究室の協力が得られ、教授の...